精神科看護師の給料・夜勤手当はどのくらい?【50代ベテランの実際の数字公開】
「精神科って給料低いの?」「夜勤手当はどのくらいもらえるの?」
看護師の転職を考えるとき、お金のことって気になりますよね。でもリアルな数字ってなかなか表に出てこない。
この記事では、看護師歴26年・50代の私が、実際の給料・夜勤手当を正直に公開します。精神科への転職を考えている方の参考になれば嬉しいです。
私のプロフィール
- 年齢:50代
- 雇用形態:正職員(フルタイム)
- 経験年数:26年
- 勤務形態:3交代制
- 夜勤回数:月12〜13回
実際の給料を公開します
月給(手取り):約25万円
夜勤12〜13回込みでの手取りが約25万円です。
内訳のイメージはこんな感じです:
- 基本給:約18〜19万円
- 夜勤手当:約4〜5万円(準夜・深夜合わせて)
- 各種手当(住宅など):約1〜2万円
夜勤手当が給料の大きな部分を占めています。夜勤回数が多い月は手取りが上がり、少ない月は下がる感じです。
ちなみに私の病院では、準夜・深夜ともに夜勤手当は7,000円/回です。月12〜13回入ると、夜勤手当だけで8〜9万円になります。ただし看護師への資格手当は残念ながらありません。病院によって手当の種類や金額は大きく異なるので、転職の際は必ず確認してみてください。
年収:約350〜380万円
賞与(ボーナス)込みで年収は350〜380万円ほどです。病院の規模や地域によって差はありますが、地方の中規模病院ではこのくらいが現実的な数字だと思います。
夜勤手当の仕組みを解説
精神科に限らず、看護師の給料で重要なのが夜勤手当です。
3交代制の場合
- 準夜勤手当:3,000〜8,000円/回(私の病院は7,000円)
- 深夜勤手当:3,000〜8,000円/回(私の病院は7,000円)
月12〜13回の夜勤をこなすと、夜勤手当だけで8〜9万円になります。夜勤手当は病院によって差が大きいので、転職先を選ぶときの重要なチェックポイントです。
2交代制の場合
最近は2交代制(日勤・夜勤)を採用している病院も増えています。
- 夜勤手当:10,000〜15,000円/回
回数は月4〜5回程度が多く、1回あたりの手当が高いのが特徴です。3交代と2交代、どちらが体に合うかは人それぞれです。
精神科と他科の給料、実際どう違う?
「精神科は給料が低い」と言われることがあります。実際どうなのか正直にお話しします。
基本給はほぼ同じ
基本給は精神科だからといって特別低いわけではありません。同じ病院内であれば、精神科も内科も基本給はほぼ同じです。
違いが出るのは「手当」
急性期病棟では、処置件数や特定の技術に対する手当がつく病院もあります。精神科はそういった処置系の手当が少ない分、トータルでわずかに低くなるケースがあります。
夜勤回数で大きく変わる
精神科は急性期と比べて夜勤の負担が比較的軽いため、夜勤回数を多くこなせる傾向があります。その分、夜勤手当の積み上げで給料を上げやすいという側面もあります。
私自身、月12〜13回の夜勤をこなせているのは、精神科の夜勤が体力的に無理のない範囲だからだと感じています。
同じ病院で20〜30年働き続ける看護師が多い理由
私の病院では、同じ職場で20〜30年働き続けている看護師がたくさんいます。これって、実はすごいことだと思っています。
急性期病棟では体力的・精神的な消耗が激しく、数年で転職したり離職したりするケースも少なくありません。でも精神科では「長く続けられる」環境が整っているんです。
その理由として感じているのは、
- 残業が少なく定時で帰れることが多い
- 夜勤の負担が急性期より比較的軽い
- 患者さんとの長期的な関わりにやりがいを感じやすい
- スタッフ同士の関係が安定している
こういった点が「長く働ける職場」につながっているんだと思います。給料の数字だけでなく、長く安定して働けるかどうかも、職場選びの大切なポイントだと感じています。
26年働いてきて感じること
正直に言うと、看護師の給料は「高い」とは言いにくいです。夜勤をこなしてやっと25万円というのが現実で、体への負担を考えると複雑な気持ちになることもあります。
でも精神科に転職してから、定時で帰れる日が増えてプライベートの充実度が上がったと感じています。お金だけじゃない「働きやすさ」という点では、精神科は私に合っていると思っています。
また、50代になっても夜勤を続けられているのは、精神科の夜勤が急性期ほど体力を使わないからだと思います。長く働き続けるという意味では、精神科という選択は正解だったと感じています。
給料を上げるには?
夜勤回数を増やす
一番手っ取り早い方法です。体と相談しながらですが、夜勤手当の積み上げが給料アップに直結します。
資格を取る
精神科認定看護師などの資格を取ると、資格手当がつく病院もあります。私の病院にはありませんが、病院によってはキャリアアップと給料アップが同時に狙えます。
病院の規模・立地を見直す
同じ精神科でも、大学病院・公立病院・民間病院で給料は大きく変わります。地域や規模によっても差があるので、転職を考えているなら比較してみてください。
管理職を目指す
主任・師長などの管理職になると基本給が上がります。ただし責任も増えるので、自分のライフスタイルと相談が必要です。
まとめ
精神科看護師・50代・正職員の実際の給料をお伝えしました。
- 月手取り約25万円(夜勤12〜13回込み)
- 準夜・深夜ともに夜勤手当7,000円/回(私の病院の場合)
- 年収約350〜380万円
- 基本給は他科とほぼ同じ、違いは手当で出る
- 精神科は夜勤の負担が比較的軽く長く続けやすい
- 同じ職場で20〜30年働き続ける看護師も多い
- 給料アップは夜勤回数・資格・病院選びがカギ
「精神科は給料が低い」というイメージがありますが、夜勤手当の積み上げや働きやすさを考えると、トータルでは悪くない選択だと私は感じています。転職を考えている方の参考になれば嬉しいです!
次の記事では、精神科看護師のメンタルの守り方について書いていこうと思います。お楽しみに!
よくある質問
Q. 精神科看護師の平均年収はどのくらいですか?
A. 地域・病院の規模・夜勤回数によって大きく変わります。地方の中規模病院では350〜400万円が現実的なラインです。
Q. 夜勤なしで働くと給料はどうなりますか?
A. 夜勤手当がなくなる分、月給が大きく下がります。日勤のみで月20万円前後になる方が多いです。
Q. 精神科は夜勤が多いですか?
A. 病院によりますが、3交代制では月10〜14回程度が多いです。精神科は急性期と比べて夜勤の内容が比較的落ち着いていることが多いので、夜勤回数をこなしやすい傾向があります。
Q. ブランクありで転職した場合、給料は下がりますか?
A. 病院によって異なりますが、ブランク期間によっては経験年数がリセットされて基本給が下がるケースがあります。転職時に「経験年数を考慮してもらえるか」を確認しておくことをおすすめします。
