「精神科への転職って実際どうなの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
私は20年近いブランクを経て精神科に転職しました。転職前の不安・働き始めてからの驚き・大変だと感じたこと…この記事では全部正直にお伝えします。
① 転職を決めた理由
子どもに手がかからなくなったころ、またいつか病棟で働きたいという気持ちが出てきました。子育て中は夜勤が難しく、夫の仕事が不規則で不在がちだったこともあり、子どもとの時間を大切にしたかった。そのためクリニックや外来で働いていました。
でも看護師になった当初から病棟で働いていたこともあり、「またいつか医療の現場に戻りたい」という思いが頭の片隅にずっとありました。
ただ不安もたくさんありました。病棟を離れて20年近く経っていたので、知識や技術を忘れていること、今の医療についていけるかどうか、体力的に夜勤に耐えられるか、残業が多いと趣味のスポーツクラブにも行けなくなるかも…といろんなことを考えました。
② 精神科を選んだきっかけ
そもそも精神科には興味がありませんでした。学生時代の実習で経験したことはありましたが、そこで働きたいとは思わなかったからです。
でもハローワークで求人を探していたとき、たまたま近くの精神科病院の募集を見つけました。条件を見ると「残業がほとんどない」「家から近い」。いい条件の求人がなかった中で、とりあえず面接だけ受けてみようと思ったのがきっかけです。
「精神科だけは行かない」と思っていた私が、こうして精神科で働くことになりました。人生何があるかわからないものです。
③ 働き始めてみて感じたこと
働き始めてまず感じたのは「こんなにゆっくりしていていいの?」という驚きでした。
朝から体操をして、散歩をして、ホールで患者さんと一緒にテレビを見て、作業療法を一緒にしたり…一般病棟のように急変対応や入退院に追われることがなく、患者さんが落ち着いて過ごせるようにサポートすることが中心でした。
スタッフの方も「ゆっくり覚えていいよ」と優しくしてくれました。10〜20年以上働いているベテランが多い職場でしたが、最初から温かく迎えてもらえたのは本当にありがたかったです。
④ 一般病棟との違い
一般病棟との一番の違いは「変化のなさ」です。精神科の患者さんは毎日同じような流れで過ごすことで精神的に安定しています。逆に新しい入院患者が来たり、運動会や夏祭りなどの行事があると落ち着きをなくしてソワソワしてしまう患者さんも。
- 医療行為が少ない
- 検査が頻繁にない
- 急変対応が少ない
- 患者さんとの関わりが仕事の中心
- 残業がほとんどない
大きな変化がないことが患者さんの安定につながっている。それが精神科で働いて初めてわかったことでした。
⑤ 大変だと感じること
仕事に慣れてくると、精神科ならではの大変さも見えてきます。
- 毎日同じ妄想的な訴えを繰り返し聞く
- 要求が通るまでしつこく訴えてくる患者さんへの対応
- すぐに対応しないと怒り出すことも
- 些細なことで理不尽に怒られることもある
病気だとわかっていても、精神的に滅入ることは正直あります。「なんでこんなことで怒られないといけないんだろう」と落ち込む日もあります。でも、そんなときは同僚に話を聞いてもらったり、仕事帰りにスポーツクラブに行ったりして気持ちをリセットするようにしています。
よくある質問
Q. ブランクがあっても精神科に転職できますか?
A. できます。私自身20年近いブランクがありましたが、精神科は医療行為が少なく、一から覚えやすい環境でした。ブランクがある方でも比較的馴染みやすい職場だと感じています。
Q. 精神科への転職はどうやって探せばいいですか?
A. ハローワークや転職エージェントを使うのがおすすめです。転職エージェントなら職場の雰囲気や条件を事前に確認できるので安心です。無料で相談できるので気軽に使ってみてください。
Q. 精神科は体力的に楽ですか?
A. 一般病棟と比べると体力的な負担は少ない傾向があります。急変対応や入退院の対応が少なく、残業もほとんどないので、体力に不安がある方にも向いていると思います。
まとめ
精神科への転職経験をお伝えしました。
- ブランクがあっても働きやすい環境だった
- 一般病棟とは全然違う仕事の流れに最初は驚いた
- 残業が少なくプライベートとの両立がしやすい
- 妄想的な訴えへの対応など精神的な大変さもある
「精神科だけは行かない」と思っていた私が今も精神科で働き続けています。転職を迷っている方は、まず無料で相談してみてください。

