50代の精神科看護師が仕事を続けるために大切にしている習慣
「50代になっても夜勤って続けられるの?」「体力的にきつくないの?」「メンタルを保つコツはあるの?」
精神科看護師として26年、3交代勤務を続けてきた私が、50代になった今、仕事を長く続けるために大切にしている習慣をお話しします。これはあくまで私個人がいろいろ試してきた結果たどり着いた習慣なので、「ここまでやらなければいけない」というものではありません。参考になりそうな部分だけ、気軽に読んでもらえたら嬉しいです。
体力・健康面で実践していること
週4回のスポーツクラブ
スポーツクラブには週4回通っています。ヨガ・ピラティス・ストレッチ系、リズム体操、ランニングマシーンでの有酸素運動など、その日の体調に合わせて種目を変えています。
正直、週4回というのはかなり多い方だと思います。私の働く病院でも、これだけの頻度で運動しているスタッフはほとんどいません。ここまで頻度を増やしたのは長年の積み重ねの結果で、最初から週4回だったわけではありません。もし始めるなら、週1回・30分の散歩からでも十分です。「体を動かす日を決める」ことが最初の一歩になります。
食事は「たんぱく質」を意識
数年前から痩せにくくなったこともあり、ダイエットも含めて食事に気をつけるようになりました。
- 毎食できるだけたんぱく質(肉・魚・卵・大豆食品)を摂る
- 更年期なので毎日豆乳・トマトジュースを飲む
- キムチ納豆を毎日食べる
- 朝起きたらレモン白湯を飲む
- お菓子はできるだけ控える
正直に言うと、これで一旦体重は落ちたものの、また戻ってきて今調整中です(笑)。完璧にできているわけではなく、試行錯誤しながら続けています。すべてを一気に始めるのは大変なので、まずは「朝に何か一つ取り入れる」くらいから始めるのもおすすめです。
不規則な勤務でも体内時計を整える工夫
3交代で不規則な生活だからこそ、睡眠には特に気をつけています。
- 準夜勤務から帰ったらダラダラせず、早めに(3時ごろまでに)就床する
- できるだけ朝起きる。休みだからと昼まで寝ない
- 深夜勤務明けは、昼間に短時間だけ寝て、夜はしっかり眠る
- 寝つけないときは、聞き流しの音楽を聴きながら眠る
「できるだけ夜に寝て、体内時計を崩さない」という意識を常に持つようにしています。これは特別な道具もいらず、誰でも今日から意識できることだと思います。
メンタル面で実践していること
ストレス発散はスポーツクラブが一番
仕事のストレス発散として、一番効果があるのはやはりスポーツクラブです。体を動かすことは本当にいいことだと感じています。
ただ正直に言うと、「面倒だな」と思うことは多々あります。そこは自分との戦いです。家にいてもダラダラして何もせず過ごしてしまうので、結局は外に出て体を動かした方が、自分にとってプラスになると思っています。
友達とご飯を食べに行ったり、習い事をしたりして、仕事とは違う人と関わることも大切にしています。別のつながりができることで、楽しみや刺激にもなります。時には買い物を楽しむこともあります。
「忙しそうだね」と言われることもありますが、私なりに楽しんでいますし、何より病気もせず元気でいられています。ダラダラして自分を甘やかすのは簡単ですが、好きなものばかり食べてゴロゴロしていたら、それなりのツケが回ってくると思っています。もちろん、疲れているときはどこにも行かずのんびり過ごすこともあります。
仕事を引きずらないための切り替え方
「なるようにしかならない」と思って、気持ちを切り替えるようにしています。そのためにスポーツクラブにも行っています。
同僚に愚痴を言うこともありますが、「考えすぎても仕方ない」と割り切ることも大切だと思っています。完璧に切り替えられるわけではありませんが、引きずる時間を少しずつ短くする工夫を続けています。
仕事とプライベートのバランス
最近始めた書道
最近始めた書道、頑張っています。月1回の課題提出があるので、教室以外でも家で練習しています。まだまだ納得のいくものではありませんが、自分のペースで少しずつ取り組んでいます。
書道を通してお友達もできて、楽しく続けられています。級も5級から4級に上がりました!小さな成長を実感できることも、続けるモチベーションになっています。
友人との時間
定期的に会う友人がいますが、頻度はさまざまです。半年に1回の人もいれば、2ヶ月に1回の人もいます。でも会えば話すことがありすぎて、いつもあっという間に時間が過ぎています。
たまにしか会えないからこそ、とても大事な時間であり、楽しい時間です。「しばらく会ってないな」と思ったら、自分から連絡を入れて、つながりを持ち続けるようにしています。
50代になって実感した大切なもの
50代になって特に大切だと感じるのは、自分の時間・人とのつながり・家族・そして何より健康です。心も体も健康でなければ、何も楽しめません。これが一番の実感です。
習慣化するまでが一番大変
ここまで読むと「いいことばかり」に思えるかもしれませんが、正直に言うと、スポーツクラブにしても食事にしても、最初は「面倒だな」という気持ちが先に立って、何度も挫折しかけました。
習慣化することが本当に大変なんです。でも歯磨きのように生活の一部として習慣になってしまえば、「キツイ」と感じることは少なくなっていきます。
週4回のスポーツクラブも、最初から目指したものではなく、少しずつ積み重ねてきた結果です。最初から完璧を目指す必要はありません。「週1回散歩する」「朝に白湯を飲む」「寝る時間を決める」——そんな小さなことから始めてみてください。
まとめ
- 体を動かす習慣を持つ(週4回は私の場合。週1回からでもOK)
- たんぱく質を意識した食事を心がける
- 不規則な勤務でも、できるだけ夜に寝て体内時計を整える
- ストレス発散・気持ちの切り替えを意識的に行う
- 仕事以外のつながり(友人・趣味)を大切にする
- 自分の時間・人とのつながり・健康を何より大切にする
- 習慣化するまでが大変だが、小さく始めれば誰でも続けられる
完璧である必要はありません。小さな積み重ねが、長く健康に働き続けるための力になります。
よくある質問
Q. 不規則な勤務で運動する時間を作るコツはありますか?
A. 最初から頻度を増やそうとせず、「夜勤明けに10分だけ散歩する」など小さく始めるのがおすすめです。習慣になると逆に行かないと落ち着かなくなります。
Q. 50代でも夜勤は体力的に大丈夫ですか?
A. 個人差はありますが、体力づくり・食事・睡眠を意識することで、無理なく続けられている方も多くいます。年齢とともに無理は禁物ですが、工夫次第で続けられます。
Q. 仕事のストレスがどうしても抜けません。
A. 「なるようにしかならない」と割り切ることも大切です。一人で抱え込まず、同僚に話す・体を動かす・仕事以外の楽しみを持つなど、自分に合った発散方法を見つけてみてください。
Q. 新しい趣味を始めるのに年齢は関係ありますか?
A. 関係ありません。50代から書道を始めて、お友達もでき、楽しく続けられています。何歳からでも新しいことを始める価値はあります。

